9月10日からサントリー美術館で「幕末土佐の天才絵師 絵金」展が開催されました。
絵金(えきん)というのは愛称で、金蔵というそうです。
芝居絵屏風が多く残されているようです。
高知県の夏祭りでは、絵馬台という特別な台座に芝居絵屏風を高く掲げ、参拝者はその絵馬台のしたをくぐって神前へ進むという、神聖な門をくぐるような体験ができるらしいです。
今回のサントリー美術館の展示では、絵馬台が再現されるとのことで、どのような再現なのか楽しみです。
ちなみに、18歳で江戸にのぼる機会を得て、土佐藩御用絵師・前村洞和(まえむらとうわ)という絵師に師事したそうですが、この前村洞和には河鍋暁斎も入門しているらしいです。