雪中行軍遭難記念像は、1902年に八甲田山で発生した日本陸軍の大遭難事件を後世に伝えるために建てられた銅像です。モデルは後藤房之助伍長で、彼の姿は「忠誠と不屈の象徴」とされています。
作者は、大熊氏広という方で、日本近代彫刻の先駆者であり、日本初の西洋式銅像を制作した彫刻家です。代表作に靖国神社の「大村益次郎像」もあります。
雪中行軍遭難記念像は、ゴールデンカムイの不死身の藤元さんにちょっと似ているなと思いました。
八甲田山雪中行軍遭難資料館は、この「八甲田雪中行軍遭難事件」を後世に伝えるための歴史資料館です。青森市幸畑墓苑内にあり、事件の史実を映像や展示で学べます。
最初に映像での説明を聞けて、とても分かりやすく勉強になる資料館でした。
基本情報
- 名称：八甲田山雪中行軍遭難資料館（青森市立）
- 所在地：青森県青森市幸畑字阿部野163-4
- 開館年：1978年（2004年にリニューアル）
- 管理運営：青森市文化観光振興財団
- 開館時間：
- 4月～10月：9:00～18:00
- 11月～3月：9:00～16:30（最終入館は閉館30分前）
- 休館日：12月31日～1月1日、2月第4水・木曜日
- 観覧料：
- 一般：270円
- 高校・大学生：140円
- 中学生以下・70歳以上：無料
- 団体割引あり（20名以上）
