ツワブキ(石蕗)は、光沢のある丸葉と秋から冬に咲く黄色い花が特徴の常緑多年草で、日本の庭園や野山で古くから親しまれてきた植物です。

基本情報

  • 学名:Farfugium japonicum
  • 科属:キク科ツワブキ属
  • 和名:ツワブキ(石蕗)
  • 別名:ツワ、イシブキ、イソブキ
  • 英名:Leopard plant
  • 原産地:日本(東北南部以南)、中国東部〜南部、台湾、朝鮮半島南部
  • 草丈:20〜50cm程度
  • 開花期:10月〜12月(秋から冬にかけて)

花と葉の特徴

  • 花:キクに似た3cm前後の黄色い花を株の中心から多数咲かせる。品種によっては白やオレンジもある。
  • 葉:丸くて厚みがあり、光沢が強い。直径20cm前後。常緑で冬でも緑を保つ。
  • 新芽は茶色の綿毛に包まれて出てくるが、成長すると取れる。

花言葉

  • 「謙遜」「困難に負けない」「心づかい」「愛よよみがえれ」
  • 秋冬の寒さの中でも花を咲かせ、常緑の葉を保つ姿に由来。