サザンカ(山茶花)は、日本固有の常緑樹で、晩秋から冬にかけて咲く貴重な花木です。ツバキに似ていますが、花びらが一枚ずつ散るのが特徴です。

基本情報

  • 学名:Camellia sasanqua
  • 科属:ツバキ科ツバキ属
  • 原産地:日本(山口県〜沖縄の照葉樹林に自生)
  • 樹高:2〜6m(園芸品種では1〜3m程度も多い)
  • 開花期:10月〜12月(品種によっては翌年3月頃まで)
  • 花色:白、ピンク、赤、複色

花と葉の特徴

  • 花弁は基部で合着せず、散るときに一枚ずつバラバラに落ちる → ツバキとの大きな違い
  • 一重咲きが多いが、八重咲きや丁子咲きなど豪華な園芸品種もある
  • 葉は小さめで厚く、縁にギザギザがあり光沢が強い

花言葉

  • 「ひたむきな愛」
  • 「困難に打ち勝つ」