一幸庵の「餅皮白焼(もちがわ しらやき)の宵待草」は、 “白焼きの餅皮”という非常に珍しい技法を用いた、 初夏〜夏の季節にだけ現れる特別仕様の上生菓子です。
一般的な練り切り製の「宵待草」とは造形も味わいも異なり、 より素朴で、光と影のコントラストを強調した意匠が特徴です。
🌙 「餅皮白焼の宵待草」とは
- 「宵待草」の名を冠しつつ、練り切りではなく餅生地を白焼きにして造形するタイプ。
- 夕暮れに咲く 待宵草(マツヨイグサ) の“淡い光”を、白焼きの質感で表現した作品。
🎨 造形の特徴
● 花弁の立体感が強い
- 餅皮は練り切りよりも張りがあるため、 花弁の厚み・曲線・立体感がしっかり出る。
● 中餡は軽いこし餡
- 餅皮の香ばしさを邪魔しない、控えめな甘さ。白小豆
🍡 味わい
- 餅皮は ふわっと柔らかい。
- 焼きの香りと餡の軽さが調和し、 練り切り版よりも素朴で落ち着いた味わい。
- 夏でも重くならない、すっきりした後味。
宵待草(Evening Primrose)
- 夕方に花が開く植物。
- 竹久夢二の詩「宵待草」によって文学的イメージも強い。